人気ブログランキング | 話題のタグを見る

國學院大學シミュレーションゲーム研究会 K.G.M.C.     連絡先kgmc.mail.for.twitter○gmail.com       (○に@を代入してください)


by kgmc_blog
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
 皆さんこんにちは、K.G.M.C.でございます。7月1日も無事に活動することができました。
 今回は、本会のニューカマー中のニューカマー、新会員W君のプレイレポをお届けします。彼がプレイしたのは、ウォーゲームの名作中の名作と名高い「ロシアンキャンペーン」です。最初の版が1970年代に制作され、以降半世紀近くの間、改良を続けられ多くの人に愛されたゲームとなります。日本語にローカライズされたものはいくつかありますが、今回は、コマンドマガジン33号の付録版です。

新会員W君のプレイレポ

 皆さまこんにちは。K.G.M.C.Wと申します。前回に引き続き新会員による活動報告をさせていただきます。つたない文章ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 さて、今回筆者がプレイしたゲームは「RUSSIAN CAMPAIGN」です。本ゲームは独ソ戦全体をテーマにした広大かつ重厚な構成となっています。そのため、ウォーゲームの入門編といえる「ダンケルク」や「ミンスク」などで培った技術に加えて、複数戦線を同時に見る目が要求されます。

 筆者は枢軸国側でプレイしました。国防軍の装甲部隊を的確に運用し、モスクワを目指します。

7月1日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑥~_f0206716_17141418.jpg

 初期配置を終え、ゲーム開始です。史実通り枢軸側が先攻。第1ターンは脆弱なソ連軍初期部隊を奇襲で一気に切り崩したいところ。本ゲームには戦闘比101以上で敵部隊を壊滅させることのできる「自動的勝利」システムや戦闘比を3追加してくれる「スツーカ」があるため、これを積極的に活用することが枢軸国側のポイントです。複雑な戦闘比計算に苦しみつつ、なんとか戦闘フェイズへ移行します。北方軍集団および中央軍集団は機甲部隊の集中運用とスツーカによる航空支援で越境、着実に進撃します。一方で南方軍集団はルーマニア方面の部隊との合流を画策し、ウクライナ方面を目指して進軍するも戦闘比は拮抗。山岳と湿地に挟まれた地形もあいまって苦戦しています。

7月1日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑥~_f0206716_17141752.jpg

 2ターン目。北方軍集団、中央軍集団は鉄道移動で駆け付けたソ連軍を確実に撃破していきます。途中戦闘比7:1を組みながら撃破し損ねる場面もありましたが、おおむね順調に進撃しています。一方の南方軍集団は停滞気味。ちょっと嫌な展開です。

7月1日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑥~_f0206716_17141997.jpg

 3ターン目。第1インパルスでは北方軍集団がリガを攻撃するも結果は痛み分けに終わります。このまま攻勢を……と考えていましたが、ここで先輩に指摘され次ターンから冬が到来することにようやく気付きます。そのため、第2インパルスであわてて部隊を北ドヴィナ川沿いに張り付かせ、急揃えの防衛線を張ります。

 そして迎えた4ターン目。天候は降雪。加えて戦線後方にソ連のパルチザンが展開し、北方・中央軍集団は補給線が寸断されてしまいました。一方で南方軍集団は補給に苦しみつつも装甲部隊を撃破しました。ところがこのターン、ソ連側は親衛赤軍が増援として加勢。一気に戦線が危機を迎えます。

7月1日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑥~_f0206716_17142007.jpg

 さらに5ターン目、占領都市数が不足しておりこのままではサドンデスで敗北となることが判明。ビテフスクを占領(画像では2個装甲部隊がスタックしています)し、虎の子の装甲部隊を犠牲にしつつも何とか耐えます。

7月1日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑥~_f0206716_17142243.jpg

 6ターン目。天候は軽い泥濘です。北方・中央軍集団は少なくない装甲戦力を喪失したため、これ以上の進軍は不可能とみて止むを得ず目標をキエフ方面に変更。部隊の引き抜きを始めます。

 しかしそんな矢先、親衛赤軍がビテフスクの歩兵部隊を撃破し同市を占領。占領都市数不足での枢軸国側のサドンデス敗北となりました。

 続いて敗因の考察に移ります。1つ目は装甲部隊の運用方法です。北方・中央軍集団の戦力の要である装甲部隊を面で展開してしまったことでソ連軍とがっぷり四つで組む形となり、せっかくの衝撃力を生かしきることができませんでした。その一方で装甲部隊が過度に突出して包囲されてしまう場面もあり、部隊運用の未熟さを痛感しました。

 2つ目は、目先の敵部隊に気を取られたことで天候の変化やソ連軍の増援を見越した部隊の展開ができなかったことが挙げられます。本ゲームにおける枢軸国側の部隊は冬季に機動力が鈍るため、そのことを見越した攻勢をかける必要がありました。

 3つ目は言わずもがな都市占領の重要性です。先輩曰く「モスクワ、レニングラードなどは陥落する」とのことでしたので、北方・中央軍集団の部隊をよりうまく運用して本来の能力を引き出せていれば、都市の占領数で困ることはなかったでしょう。

 総括といたしましては、サドンデス敗北という悔しい結果に終わりましたが、そのゲーム後には多くのアドバイスをいただき、実りある一戦となりました。対戦中にもかかわらず多くの助言をくださったM先輩、そしてゲーム後にご教示いただいた先輩方にこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

以上で7月1日の活動報告を終わりといたします。最後までお付き合いいただきありがとうございました。



特別企画「新会員はかく語りき」、おかげさまで大好評を博しております。この場を借りて、広報担当よりお礼申し上げます。本当にありがとうございます!!

さて、この企画も今回で6回目となり、これにより今年度の新会員全員から記事をいただいたことになります。新会員の皆さん、お疲れ様でした。「新会員はかく語りき」という企画はここで一区切りを迎えますが、新会員の寄稿という枠組み自体は今後も継続します。ぜひお楽しみに。

また、ハイクオリティでファビュラスな新会員たちの記事に触発されて、上級生もなにやらウズウズしている様子。これは期待大ですね!!


今回はこのあたりでお別れといたしましょう。広報担当シュガーローフがお送りいたしました。それでは、また。



# by kgmc_blog | 2023-07-06 17:46 | 通常活動 | Comments(0)

皆さんこんにちは、K.G.M.C.です。6月24日も無事に活動することができました。

新会員がお届けする「新会員はかく語りき」も第五弾となります。五回目にしていよいよ、名作カードゲームと名高い「NO RETREAT!」が登場しました。さて、彼はどのようなプレイを見せてくれるのでしょうか?


新会員Y君のレポート


皆さまこんにちは。K.G.M.C.Yと申します。以前の活動報告にYがいますがまた別のYとなっております。それはさておき、前回に引き続き新会員が筆を執らせていただきます。文章とゲームの腕もまだまだですが、お付き合いいただければ幸いです。

今回、私がプレイしたゲームは「NO RETREAT!」です。このゲームは独ソ戦を題材にしたゲームです。今回は時間が無かったため途中で終了してしまいましたが、本来ならば開戦から終戦で遊ぶことが出来ます。また、このゲームの特徴としてはカードを使用するところです。カードの使い方は様々あり、シンプルに書かれた効果を使うことやカードを捨てて戦力を補充することもできます。
今回、私はソ連側でプレイしたいと思います。前回もソ連側でプレイしたのですがサドンデス負けをしてしまったので、今回はドイツ軍の猛攻を耐え、反攻できるように頑張りたいと思います。

6月24日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑤~_f0206716_10010280.jpg
6月24日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑤~_f0206716_10010348.jpg

1ターン
1
2回も出たため南方戦線は枢軸軍の進軍は遅いが北部戦線は大きく食い破られてしまう(ゲームの性質上ソ連は撤退以外に操作が出来ないので仕方が無いもの)。ソ連はオデッサを守りつつできるだけ地形を活かして何とか遅滞したい。
6月24日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑤~_f0206716_10010599.jpg
2
ターン
枢軸の戦力集中によりスモレンスクを喪失。なのでソ連軍はモスクワ前で防衛することに。……今思えば、工夫としてハリコフに戦闘後前進できないように配置した部隊(泥濘でそもそも1へクスしか戦闘後前進出来ないため無意味)を使い、戦線の直線化とモスクワ方面の強化をすべきでした。
6月24日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑤~_f0206716_10010743.jpg
3
ターン
カードの効果の「参謀本部」(1へクス余分に戦闘後前進)や「ハインツ・グデリアン」(1:1以上は自動的にDR)によりモスクワに入られてしまう。モスクワに入られるとソ連側が引けるカードが減ってしまうので中々の痛手。しかしこれから冬がやってくるのでここで鉄道移動を使い戦線をある程度整理することは成功。

6月24日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑤~_f0206716_10010912.jpg
4
ターン
ここでトラブル発生!基幹部隊というものを配置していたため途中から基幹ルールというものを適用(ここでは説明を省略させていたきます)
さて、本題に戻りましょう。冬の局所的な反抗によりドイツ軍南方戦線を開けることが出来ました!しかしモスクワ方面はモスクワに居座っている戦車がいるためモスクワ奪還は厳しい。鉄道移動でレニングラードの前に師団を置き時間を稼ぎ、その間に要塞化させたかったが他の戦線に補充したためそれは叶わず。
6月24日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑤~_f0206716_10011086.jpg
5
ターン
ドイツ軍はレニングラードを確保。ソ連軍は戦線の整理とドニエプロペトロフスクの補給切れを手繋ぎ補給にて解消。泥濘の次は晴天でドイツ軍の攻撃が始まるのでそれを耐えしのぎたい。
6月24日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑤~_f0206716_10011334.jpg
6
ターン
レニングラードを盗られたことによりあと1つ重要拠点を取られた場合にソ連はサドンデス負けになってしまう危機が……そこで夏に備え重要拠点であるセバストポリを重視し、枢軸ターンに奪われたドニエプロペトロフスクをフリー改編もあり奪還!

他戦線でカウンターブローがあったものの精強なソ連軍(1:36が出て勝つダイス運)により不利な戦いを勝利!しかし劣勢なのは変わりなく依然として厳しい状態が続く……。


6月24日の活動報告 ~新会員はかく語りき⑤~_f0206716_10011464.jpg
7ターン
ドイツ軍も黒海の補給が繋がっているため補給切れにならずセバストポリに入られる危機に……。援軍がセヴァストポリに現れたのはいいもののソ連軍も湿地のため壊滅することが出来ずにお互い膠着となり泥沼化。しかしハリコフでカウンターブローにより撤退したため中央から食い破られる危機が……。

8
ターン(重要な最終ターンの写真を撮り忘れてしまい申し訳ありません)
セヴァストポリに入られてしまい取り返すことも出来ず結果としてサドンデス負け。前回よりもターン的に持ちこたえてはいたのが唯一の救いか。

反省点
序盤にモスクワ方面を大きく食い破られたにもかかわらず南方戦線から撤退せず、戦線が延長してしまったことやモスクワを取り返さないのにモスクワに戦力を置き、戦力の分散させてしまったことが敗因として挙げられます。
以上で624日の活動報告を終わりたいと思います。ここまでお読みいただきありがとうございます。




以上が今回の活動報告、「新会員はかく語りき」その5となります。お付き合いいただきありがとうございました。

余談ですが、この活動が六月最後の活動でした。今年も半分が、新会員にとってはサークルでの2か月が既に終わろうとしています。まさに光陰如箭ですね。

また、現役会員においては、そろそろ期末課題が各講座ごとに下命されることでしょう。K.G.M.C.の精鋭が単位を落とすなどという愚行を犯すはずがないと、私は信じております。

最後に、最近は夏を感じさせる、中華街の蒸篭もかくやという気候となっております。皆さま、お体をご自愛下さいね。

それでは、また次回お会いしましょう。 Good day!!


# by kgmc_blog | 2023-06-30 10:37 | 通常活動
 皆さんこんばんは、K.G.M.C.です。6月17日も無事に活動することができました。今回は、新会員M君のプレイレポをお届けします。

新会員M君のレポート

 皆さまこんにちは。K.G.M.C.でございます。今回も引き続き新会員がプレイレポの形で活動報告をさせていただきます。まだまだ初心者ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 今回私がプレイしたゲームは「レニングラード包囲戦」です。この間購入したばかりのゲームなので、互いに試行錯誤しながらの進行になりますがご了承ください。このゲームは5つのシナリオに分かれており、時代を追ってレニングラード攻防戦を体験できるようになっています。本ブログではシナリオ2の「北ロシアの死闘」を解説していきます。なおシナリオ1も行いましたがゲームバランスがドイツに振れすぎていたためにブログ化は見送りました。
 シナリオ2開始時点ですでにレニングラードは包囲されており、レニングラード以外のソ連軍はヴォルホフ川沿いに配置されている初期配置となっています。

6月17日の活動報告 ~新会員はかく語りき④~_f0206716_00283372.jpg

 1ターン目は先攻のドイツ軍の攻撃は行わず、後攻のソ連軍からとなります。北方などの主戦線で動きは見られませんでしたが、南部ではこちらの配置ミスから一部ドイツ軍が包囲殲滅されてしまいました。

 
 2ターン目になりついにドイツ軍の攻撃がスタートします。ヴォルホフ川沿いのソ連軍に対し、ドイツ軍の機甲部隊などが攻撃を仕掛け橋頭保を築きます!!また、オラーニエンバウム要塞も一部攻略できました。ドイツ軍の兵力には限りがあるので、レニングラードについては包囲を解消されない程度の軍を貼り付けるにとどめました。
 ドイツ軍の攻撃が終了し、ソ連軍による攻撃が行われます。南方について、先ターンのミスで兵力が減っていたために戦線を下げ対応しましたが、ソ連の機甲部隊に浸透されまたもや包囲殲滅されてしまいます。北方のソ連軍はあけられた前線を補強する動きが主でした。

6月17日の活動報告 ~新会員はかく語りき④~_f0206716_00282920.jpg
 3ターン目のドイツ軍ではまず、南方戦線をどうにかせねば援軍出現マスが奪われ20VPが失われかねないということが考えられました。そのため、8-7のドイツ軍を2-7 ×3に分けることで戦線を張ろうと考えました(最初からそうやっていれば……)。しかし対応を始めるにはあまりに遅く、戦線には穴が生じてしまうことになります。それでも、北方では敵防衛線をさらに突破し歩兵を含めて川を渡り切ります!!これは南方戦線で胃を痛める将軍(私)にとっての気休めとなりました。
 さて、3ターン目のソ連軍の攻撃です。戦線に穴が生じている南方戦線を見逃すはずもなく援軍マスは奪われ、南方の部隊はほぼ全滅してしまいました。

6月17日の活動報告 ~新会員はかく語りき④~_f0206716_00282837.jpg
 早くも4ターン目となりました。リアルの方で時間が危なくなってきたので5ターン目終了まで行うことに合意しました。
 ドイツ軍は次ターンに南方反撃用の援軍が湧いてくるのですが、南方戦線はすでに崩壊しているため、レニングラードに投入しようかなどと考えつつも、何とかVPを確保せねばならないと思い、チグフィン攻略を最優先に考えました。そのため、機甲戦力を集中運用して確実にチグフィンまで接近させます!!ソ連軍の反撃はほとんど見られず5ターン目にチグフィン(一時占領で15VP)を占領しゲームを終了しました。

6月17日の活動報告 ~新会員はかく語りき④~_f0206716_00282696.jpg
 グダグダで反省する点の多かった本作戦でありましたが、特に二点反省したいと思います。
 一点目は戦闘にペナルティがないためレニングラードももっと仕掛けるべきだったという点、そして二点目は、防御の際はなるべく部隊を分けて戦線を張るべきだったという点です。今後「レニングラード包囲戦」をプレイされるドイツ指揮官の方々は、以上の点に注意してもらいたく思います!!!

 以上で6月17日の活動報告を終わりといたします。最後までお読みいただきありがとうございました。


 「新会員はかく語りき④」は以上となります。いかがでしたでしょうか。
 余談ですが、17日に展開されていたゲームは、上記の「レニングラード包囲戦」や「モスクワ'41」、「ミンスク'41」など時期や場所は異なるものの東部戦線が活動場所に展開されており。それぞれでファッショな皆さんとコミーの皆さんが愉快なタイマンを張っておりました。(一卓だけ、会員の間ではある意味有名な「上海事変」でしたが) 
 またこうしてブログを書いていると、なぜだか久しぶりに「シチリア上陸作戦」をプレイしたくなってきました。いつかやりたいですね……。

 さて、最近は梅雨ということもあり、暑かったり涼しかったり、雨や曇り空でで気分が沈んだりしますね。皆様、ぜひともお体を大切にしてください。それではまた次回お会いしましょう。文責は広報担当シュガーローフでした。

# by kgmc_blog | 2023-06-23 00:53 | 通常活動 | Comments(0)
皆さんこんばんは、K.G.M.C.です。6月10日も無事に活動することができました。
さて、「新会員はかく語りき」シリーズも三回目となります。今回は、新会員Y.Y.君がレポートを寄せてくれました。新会員の名前にY入りすぎ問題
それではどうぞ!!


新会員Y.Y.君のレポート

 皆さまこんにちは。K.G.M.Cでございます。今回も引き続き新会員がプレイレポの形で活動報告をさせていただきます。文章もゲームの腕も拙い者ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
 今回の活動は渋谷キャンパス3309教室で行いました。同級生たちは怒涛の速さでゲームの腕を上げていき、自分は上達が遅れ気味ではと思ってしまうこともありますが、先輩方が丁寧に教えてくださることを一つずつ丁寧に学びながら、着実に前進していきたい考えです。

 さて今回筆者がプレイしたゲームは「マーケット・ガーデン作戦」という、第二次世界大戦の1944年秋の西部戦線を扱うゲームです。史実でのマーケット・ガーデン作戦は連合軍がオランダ国内の複数の河川を越えるために空挺部隊を使用して橋を奪取し、併せてオランダの港湾を確保し補給を改善することを目的とした作戦をさします。史実では空挺降下計画の稚拙さなどによって失敗に終わってしまいますが、今回は連合軍をプレイするにあたって、着実な前進と適切な空挺運用によって連合軍をなるべく前進させ、ベルリンをソ連軍の魔の手から救いたいと思います!
6月10日の活動報告 ~新会員はかく語りき③~_f0206716_00381095.jpg
6月10日の活動報告 ~新会員はかく語りき③~_f0206716_00382240.jpg
1ターン目で、ドイツ軍は二重にわたる防衛線を敷いて、連合軍の進撃を阻む構えを見せます。ただ、海岸側から数えて三番目のところに隙を見出し、背後に回り込むことに成功しました。

6月10日の活動報告 ~新会員はかく語りき③~_f0206716_00382427.jpg

なお、連合軍はベルギーの港湾アントワープと周辺の港湾設備を確保しないと、アメリカ軍とイギリス軍のどちらかが補給制限(戦闘力半減・移動力マイナス2)を受けてしまうのです。この辺りも急速な進撃によって補給船が伸びきった史実を再現していると思います。今回はアントワープを早期に解放するため、海岸沿いをすすむイギリス軍に補給を全振りすることに決めました。パットン(アメリカの将軍)が怒りそう…でもゲームだから気にしない!

6月10日の活動報告 ~新会員はかく語りき③~_f0206716_00382640.jpg
 戦闘では勝利できるものの、なかなか前進がはかどりません。ここで先輩から「機甲突破(戦車部隊は敵を撃破すると、一定の条件下でダイスの目に応じた戦闘後前進ができる)を用いて敵の背後に回り込み、退路を塞いで敵を撃滅する」ことをアドバイスされました。また、「補給が十全なイギリス軍に多くの敵を担当させ、戦闘力半減のアメリカ軍はなるべく集結する」ことも意識するよう言ってくださいました。
6月10日の活動報告 ~新会員はかく語りき③~_f0206716_00382757.jpg
アドバイスの甲斐もあって、多くのドイツ軍部隊を撃滅し、防衛線を押し下げることに成功しました。そして3ターン目終了後……ついに空挺部隊が登場します!(登場のタイミングは毎回ランダム)ここまではドイツ軍の先攻でしたが、ここからは連合軍の先攻となります。空挺部隊はアントワープの背後に降下させ、同地にいるドイツ軍を撃滅する作戦に出ます。
 ドイツ軍がアントワープ周辺の狭いエリアに集結していたため高い戦闘比を組めず、リスクもありましたが無事アントワープへの突入に成功しました。しかしスヘルデ河口のドイツ軍(マップ左端の島)を排除し、港湾設備を確保しないと、アントワープを補給には使えません。これも史実に則った盤面と言えそうです。島に籠っているので防御力が高く、攻略にはリスクも伴いますが補給のために再び挑戦!

6月10日の活動報告 ~新会員はかく語りき③~_f0206716_00382931.jpg
 無事スヘルデのドイツ軍を排除し、アントワープの使用が可能になりました。ここで先輩から「アントワープも解放され、ドイツ軍の機械化部隊も3つ潰滅して事実上決着はついたから今回はここまでにしよう」と言われました。自分としては補給万全の状態でさらにドイツ方面へ進撃したかったのですが、ゲームの中では言われた通りここまでで十分なので今回はここでゲームセットとなりました。
 今回は着実な前進によって堅実に勝利することができましたが、部隊運用のノウハウのかなりの部分を先輩のアドバイスに頼ってしまい、自力での勝利とは言い難いものでした。しかしながら、今回のプレイを通して防衛線の敷き方や突破の仕方など多くのセオリーをプレイを通じて教わることができ、収穫は多かったと考えられます。この場をお借りして、先輩に感謝の意を表したいと思います。

 以上で6月10日の活動報告を終わりといたします。最後までお読みいただきありがとうございました。




 広報担当J.シュガーローフがお送りする、K.G.M.C.活動日記も今回は以上となります。お付き合いいただきありがとうございました。
 余談ですが、広報担当は今回の活動で、念願の「独ソ電撃戦」をプレイすることができました。グロドノ周辺のソ連軍がなぜか高戦闘力を持つ戦車師団で、その結果第三装甲集団が過激な戦闘を強いられる結果となり……楽しかったのでよかったです。
 それではまた!! Dag!!

# by kgmc_blog | 2023-06-16 00:44 | 通常活動 | Comments(0)